ぐったりする様な状況に光明が見え始めた昨今、内側と外側の境界を曖昧にするパワーのある写真作品を制作しました。
なぜそんな写真が必要なのか?
日々の生活していると様々なやり口で、事物間の境界、分断、線引が強調されていると感じます。善悪・美醜・ジェンダー・貧富…などなど。特にこのコロナの2年間では強く感じました。
しかし、行きすぎた強調は仮初めの明快さと引き換えに事物の曖昧さを見捨てることになり、硬直した視線を生み出しているんじゃないか?と最近は危機感的なものも同時に感じるようになりました。
自分が見ているものが全てだと言うような視線になっているんじゃないか、と。
事物が内包する曖昧さ、また事物間の関係に思いを巡らせること。そして曖昧さを引き出す写真を撮ること。
それは私にとって、日々の生活で事物と「良いかんじの関係」を続けるのに必要なことです。
今回は、そのための写真作品です。
▼商品詳細
ミニ写真集(20p)とプリント(5枚組)のセット。
ミニ写真集:横149mm × 縦210
プリント:横182mm × 縦182
▼中村悠希プロフィール
高校生の頃から写真で作品を作り始める。
2017年に個展「入水前夜」をAlt_Mediumにて開催。
現在、東京を拠点に活動。
http://linktr.ee/3oo
・ポストカードはこちら https://toti.official.ec/items/57232890
・写真展「INSIDE OUTSIDE」12/28〜1/28トーチweb(http://www.to-ti.in)のギャラリーで開催。